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2012年8月26日日曜日

Windows 8の狙いとDTM環境として考える

Windows 8はDTM用プラットフォームとしてどうなの? - 藤本健の“DTMステーション”:

'via Blog this'

Windows8が10月に発売されますね。
WindowsXpからようやくWindows7に企業も乗り換えてきたばかりだというのに、次期Windowsがこんなに早く出るとは思っていませんでした。

OSのバージョンは企業側の思惑が殆どであると私は思っています。
(私もIT業界の人間ですが基盤よりのことはよく分かっていません。
一般人の視点ですので下記の考察は本当に所感程度です。)




①ライセンスビジネスのため新しいライセンスの創出
②バージョンアップの切り替えのビジネス創出
で儲かる種になります。
ただし切り替えタイミングでユーザが他のバージョンアップの選択肢ではなく、他のOSに乗り換えるリスクというのも十分あります。

あとまことしやかに言われていることですが、
③セキュリティ観点でもOSを出してから数年が限界
という話も聞きます。
毎月のWindowsUpdateでセキュリティに関するパッチが多々ありますが、新しいアーキテクチャに切り替えなければセキュリティのリスクが上がっていくそうです。
パッチでは無理な次元がくるのでしょうね。
Windowsばかりが新しいエディションを出してばかりいる印象がありますが、利用者が多いためウイルスやハッカーの率も高いのも原因となっているようです。

④PC以外の機器へのシェア拡大
Microsoftがやろうとしていることで、PC以外へのシェアを伸ばすことを狙っていると想います。
タブレットPCやスマートフォン市場はiOSかAndroidが主流です。
Windows7エディションでも携帯機器へのシェア拡大を目指したはずですが、目下努力中といったところではないでしょうか?
まだPCやスマートフォン、タブレット端末にしかOSは入っていませんが、近いうちに家電に全てOSが入ると想います。
全ての家電にWi-FiとOS必須の時代は多分すぐです。


①~④までの狙いがMicrosoftにあったとしても、切り替えにはエンドユーザが離れるリスクというのもあります。
ここまで書いてなんですが、別に私はMicrosoftアンチというわけではありませんが、私は次のPCはMacにしようかと思っています。
音楽や映像制作に関しては昔からそうですが、やはりMacの方が良いような気がしてきました。

メインな理由としては当然のことながらiOSとの親和性が高いからです。


DTMをやる人間としてはタブレット端末にちょっとした制作作業をやりたくなります。
その際、タブレット端末やスマートフォンにてDTMが出来るのはiOSしかないからです。
AndroidでもDTMアプリのソフトは出るかもしれませんが、Javaで作成されたアプリである以上、リアルタイムレコーディング時のレイテンシーなどが気にかかります。
また、iOSと比べるとハードウェアの方が多様な機種にわかれます。
そのためAndroidでは端末依存の問題というのも起きやすいのも明確です。

アップルの施策通り、OSとハードが同ベンダーである方が安定性の観点から、WindowsやLinuxとは品質の確保が断然しやすいのではないでしょうか?


別にMicrosoft批判をするつもりはないのですが、エンドユーザがユースケースに応じて商品を選べば良いと思います。
今回はDTMの用途に限った話でしたが、「サーバーを立てよう」と考えた場合はWindowsやLinuxをまず選択肢にあげます。

どこにメリットを感じるかは人によるので、「自分はこう考える」という意見があれば参考にしたいです。


OSの話に終始しましたが、DTM関連のメーカーは64ビット対応を早くやって欲しいですね!
まだまだ64ビットがスタンダードになっていない感もありますし、64ビットを使用して動かなかったハードやソフトが残念なことこのうえないです・・・。

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